kongres pewayangan 2005
(9月14日〜18日)
この七月末から二週間ほど、大会出演の準備とか打ち合わせのためジョクジャに滞在しました。先の第二報から格別新しいことが分かったというわけでもないのですが、まずは実行委員会責任者から聞いた情報のご報告を。
1 9月14日のオープニングはキ・スカスマンのワヤン・ウクル(ジョクジャ王宮内、午後7時〜9時)。このあとはキ・ティンブルのワヤン・クリ(ホテル・ガルーダの南庭会場、午後10時〜翌朝まで)
2 9月15日、松本亮の影絵詩劇『まぼろしの城をめざす』(ホテル・ガルーダの南庭会場、午後9時〜10時30分)
これら以外、ワヤン・ポテヒ、ブタウィのワヤン・ゴレ、バリや東部ジャワ、もちろんソロやジョクジャなど、インドネシア全土からの20名のダランの予定があり調整しているが、確実な日程を組むまでには時間がかかるだろう、とのこと。なおマレーシアやカンボジアなど出演の希望は聞いているが、まだ出演の確約は得ていない。
プログラムのあらましが決まるのはおそらく、9月に入って、まずはオープニングの前日くらいだろう。これまでの何回かのジャカルタでの5年に一度の大会「ワヤン週間」の場合がそうだったから、まあそんなものだろうと覚悟をきめておいたほうがいいように思う。
ワヤン大会の五つの会場は、ホテル・ガルーダの南北の庭、このホテルから南へ向かうマリオボロ大通りのすべて左側沿いの、DPR(地方議員会館)、Kepatihan(クパティハン)、Monumen
1.3(三月一日記念館)、それにジョクジャ王宮、この五ヶ所である。マリオボロ通りは、ジョクジャ最大の繁華街。
注 ◎大会中のすべてのワヤン上演は、入場無料です。
◎会場5ヶ所で、時間によっては同時に上演が進行している場合があると思われます。どれを見るか各自きめるしかなく、ときにはあちこち梯子しながら、のぞき見るのもいいでしょう。
◎今後の情報、またいろいろなこと、どうぞ直接日本ワヤン協会までお問い合わせ下さい(9月8日ごろまで)。
日本ワヤン協会
tel(03)3303-6063
(松本亮)
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