ゴロゴロ通信第65号 

10/9月〜10月 日本ワヤン協会

                                         



 生きていること自体、それも多少長くなれば足踏みはずし恥じ入り、そのもやもや
ばかりが靄となって、身のまわりに立ち迷う。なにか人目に触れる営みをしていれば、
なおさらのことだ。恐縮ばかりしていても愚かしく、面を上げてもなにやら悲しい。
でもまあ。いいか!   

松本亮

ジョクジャ特別州政府主催ワヤン大会2010報告


 もう数年続いて、私たちも最初の2005年から出演しているこの大会だが、ふしぎに正式名称はいつも変わるのある。今年は「グラル・ラガム・ワヤン」(いろいろなワヤンの上演の意)だ。今年も日本ワヤン協会上演については、先のゴロゴロ通信
に記したようにたくさんな新聞評(4紙)がでて、その全文訳を紹介しようと思ったが、この暑いのにと、一紙(ムラピ紙)にとどめた。それが上演後一カ月ほどして再度コンパス紙に論評が出て、これは紹介することにした。新聞以外では、ジョクジャの田舎のトゥンビ村ワヤングループの一人がパソコンのブログに記したという日本ワヤン協会上演「サムドラ、サムドラ!」評を訳出(松本和枝)掲載させてもらった。

◎9月18日(土)2時開演「カルノの一騎討ち」=大和田尚、東京家政大学120周年記念館
◎9月上旬〜11年2月上旬「夢幻ワヤン小展示会」、会場=東京家政大学博物館4F
◎10月30日(土)2時半〜 松本亮ギャラリートーク。右の諸会場も、いずれも入場無料
◎9月14日〜12月5日、特集陳列「ワヤン、ーインドネシアの人形芝居ー」、東京国立博物館 本館特別2室。有料

ゴロゴロ通信65
フロント・ページ 
日本ワヤン協会、世界に広がるワヤン・クリを象徴する
(ムラピ紙、2010/07/29。Feb-b)
トゴグ、ぼうずと出会う
(コンパス紙、芸術欄。2010/08/22。イレネ・s+イダ・s)
ワヤン・キョウカイ アラ松本〔松本風〕
ジャワとバリの竜宮城ツアー 早川純子
観客の観たまま、聞いたまま
—ンダラム・ユドニン・ラタン公演が終わって— 塩野 茂

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