86.Wahyu Pandu Dados Ratu

(Wahyu Pandu Menjadi Raja)
ワフユ・パンドゥ・ダドス・ラトゥ

 アスティノ国王プラブ・アビヨソ(クレスノ・ディポヨノ)は不安を感じていた。というのも、その息子たち、パンドゥ・デウォノト、ドゥレストロストロ、ヨモ・ウィドゥロが未だ王権を継承するべき皇太子となっていなかったからである。
 デウォブロトまたの名ルシ・ビスモは三人の武将にサプト・アルゴの苦行所へ行き、苦行するよう指示した。その後アスティノはティムプル国の敵、プラブ・グンドロとプルスワジの脅威を受けた。敵はデウォブロトと対峙し、戦いでプルスワジは降伏し、デウォブロトによって属国とされた。
 その事件に続いてプルスワジの妻、アスウォンダリが双子の子供、クルポとクルピを産んだ。クルポはアスティノの家臣となり、クルピはドゥルノの妻となった。
 その頃、苦行中のパンドゥ・デウォノト、ヨモウィドゥロとドゥレスタラストロはそれぞれ神よりのワフユを受けていた。パンドゥはワフユ・ラトゥ(王)を、ドゥレストロストロはワフユ・カウィチャクサナン(Kawicaksanan=良識)を、そしてウィドゥロはワフユ・カリムパダン(Kalimpandan=英知)を授かり、三人の武将はアスティノへ帰還した。
 間もなくプラブ・グンドロとその軍隊がアスティノ王国を攻撃したが、パンドゥ・デウォノトに殺され、軍は散り散りに逃げ去った。
 このラコンはあまり著名でない。

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