このラコンはラコン・チャランガンに含まれる。このワフユは水の形で病人を回復させ、苦しみを消し、安息を与える。最初このワフユはバトロ・グルが所有していたが、最後にはプラブ・プントデウォに与えられた。 バトロ・グルはひとりのパンディト(僧侶)に姿を変え、アスティノに来て、パンダワたちを殺そうとした。その超能力にパンダワの息子たちもビモも手だて無く、皆彫像にされてしまった。 プラブ・プントデウォはこれに大いに怒り、ティウィクロモして巨大なラクササとなり、バトロ・グルを殺そうとした。 バトロ・グルは恐れてカヤンガン・ジュングリンサロコへ戻ろうとし、その前に着衣を置いておいた洞窟を目指した。だがバトロ・グルの着衣はすでにアルジュノが見つけて、彼はバトロ・グルに成り代わってカヤンガン・ジュングリンサロコに行った。そのため本物のバトロ・グルがカヤンガンに戻ると、神々はこれを拒否し追い払ってしまった。地上に戻るとプントデウォに脅され、とうとう(グルは)プラブ・クレスノに助けを求めた。 プラブ・クレスノの指示で、バトロ・グルはワフユ・ティルト・マニ・マハディをプントデウォに与え、カヤンガン・ジュングリンサロコへ戻ることができた。アルジュノはバトロ・グルの着衣を返し、プントデウォは元の姿に戻った。 このラコンはあまりポピュラーではない。 |
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