このラコンはラコン・チャランガンである。神は一人の女性の姿のワフユを降下させた。それはマエンドロ山のブガワン・カネコルシの子供、エンダン・ゴレ・クンチョノの名をもつ者だった。 　アスティニのプラブ・スユドノはレスモノ・モンドロクロモのために求婚をおこなった。スティヤキもまたナクロとサデウォのために求婚の使者に立った。エンダン・ゴレ・クンチョノからの条件があり、それはチュプ・ヘラントコの小箱を持ってくる事ができた求婚者と結婚するというものだった。 　一方アルジュノもエンダン・ゴレ・クンチョノへの求婚を望んだ。 　キ・ルラ・スマルの指示を得て、アルジュノはデラムパランからチュプ・ヘラントコの中身であるムスティコ・カラワン（Mustika=魔除けの宝石）を借りる事ができた。アルジュノはチュプを持って来て、ゴレ・クンチョノを連れて行こうとしたが、その娘は拒否した。アルジュノは怒り、戦いとなった。ゴレ・クンチョノはアルジュノの矢に当たり、ワフユと化してアルジュノに入魂した。カネコルシはバトロ・ナロドになった。 　このラコンはあまり著名でない。

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