このラコンはラコン・スムパランに含まれる。物語は、パデポカン・アンドン・スマウィのブガワン・シディクワチョノがその孫、プルギウォとプルギワティに父親のことを尋ねられる場面から始まる。その父がアルジュノであると明かされて、二人はジョノロコに付き従われて、マドゥコロを目指した。 一方、妻を求めるレスモノ・モンドロクモロは、クレスノの娘、シティ・スンダリに求婚していた。道中、プルギウォとプルギワティに出会い、彼は 妻に迎えたいと願ったが、拒否され、コラワとジョノロコの争いとなった。 プルギウォ、プルギワティは逃げ、途中でオンコウィジョヨ(アビマニュ)とガトゥコチョに出会った。ガトゥコチョはデウィ・プルギウォに恋をした。ドゥウォロワティの花婿レスモノがやって来て、プルギウォとプルギワティを見つけ、手を触れた。とうとうレスモノはオンコウィジョヨに捕らえられ、アルジュノの前に引き出された。かくてプルギウォとガトゥコチョは許嫁とされた。 このラコンはひじょうにポピュラーで、わりとしばしば上演される。特にワヤン・オランの舞台に昇る。 |
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