55.Lesmana Mandrakumara Lair
レスモノモンドロクモロの誕生

 このラコンはラコン・チャランガンに含まれる。物語はアスティノ王プラブ・ドゥルユドノの長子レスモノモンドロクモロの誕生を扱う。デウィ・バヌワティの出産が近づいた時、プラブ・ドゥルユドノは妻がアルジュノと関係していたのではないかと疑い、脅しをかけた。もし女の子が産まれたなら、それはアルジュノの子であり、彼女は追放される。男の子が産まれたなら、自身の子として認めよう、と。
 ドゥルユドノの告発を聞いたバヌワティは、ドゥルユドノの本気の言葉に対する処方をクレスノに求めた。バヌワティは既に女の子を出産していた。しかし、プラブ・ドゥルユドノがまだバヌワティの子供を見る前に、プラブ・クレスノは知恵を働かせてバヌワティの子をアンドン・スウィミの苦行所に預けた。(子供は)エンダン・プルギワティと名付けられた。ドゥルユドノの目をくらますため、デウィ・バヌワティの子はジン(精霊)の一族ガンダルウォの男の子と取り替えられた。その子供はドゥルユドノによって自身の子と認められ、レスモノモンドロクモロと名付けられ、バヌワティは追放を免れた。
 このラコンはあまり著名でない。

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