216.Parikesit Lahir
atau Aswatama Nglandak

パリクシトの誕生
あるいはアスウォトモ坑を掘る

 ラコン・ポコに含まれる。スユドノの戦死の後の出来事が語られる。アスウォトモ、ルシ・クルポ、カルトマルモ、そしてデウィ・バヌワティはティルトティナラン国にあった。ある日デウィ・バヌワティはアルジュノに仕える為に失踪した。アスウォトモ、クルポ、カルトマルモはこっそりとアスティノ偵察に赴いた。
 その頃ウタリはパリクシトの名を与えられる息子を産んだ。疲れ果てたデウィ・バヌワティはタマン・カディルンルンの園で身を休めていた。突如彼女を追いかけていたアスウォトモが現れ、彼女を殺してしまった。コラワを裏切ったと見られたのである。
 アスウォトモ、カルトマルモ、クルポは王宮に潜入し、パリクシトを見つけた。彼らはこの嬰児がアスティノの王権を継ぐ者であると考えた。アスウォトモが殺そうとすると、嬰児は泣き叫び足を蹴り上げた。アルジュノがこの寝所に置いて行ったパソパティの矢がはじけ飛び、アスウォトモの胸を射た。
 カルトマルモとクルポは庭園に隠れたが、ビモに見つけられ、大地に叩き付けられて斃れた。かくて彼らは汚物を食う虫クワンウンとなった。
 アルジュノはデウィ・バヌワティの死を大いに悲しんだ。クレスノは彼を慰めようと、バヌワティにそっくりな女性の存在を教えた。スリウェダリ国のプラブ・アルジュノパティの妻、デウィ・チトロホイである。
 アルジュノパティはアルジュノに妻を委ねる事を悲しんだが、為す術がなかった。ついにアルジュノパティはクレスノに殺され、デウィ・チトロホイはアルジュノの妻となった。
 このラコンはポピュラーである。

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