ラコン・パクムに属する。このラコンはルブハンとも呼ばれ、バラタユダ・シリーズに属する。バラタユダの18日目、アスティノには信頼に足る者が一人もいなくなり、プラブ・アノム・ドゥルユドノは自らコラワ軍を率いた。彼はビモと対決した。両者はプラブ・ボロデウォを証人として、ゴドの戦いを行った。 通常このラコンでキ・ダランはまた、過去の因縁を語る。それは未だ若い頃ドゥルユドノがレンゴ・トロLengoTalaに勝利し、ブガワン・マエトゥルヨの呪詛を受けた事である。 ゴドの戦いにおいてドゥルユドノは圧倒され、大海に飛び込むに至った。大海でドゥルユドノはバトロ・バルノと出会った。神は尋ねた。何故ドゥルユドノ一人逃げたのか、と。アスティノの支配者は答えた。彼のゴドがビモのゴド、ルジョポロと打ち合って飛ばされたからである、と。バトロ・バルノはかくて重代の武器キヤイ・インテンを与え、ドゥルユドノに戦場へ戻る事を命じた。 キヤイ・インテンは陸地での戦いには使えなかったのでビモは勝利した。ゴド・ルジョポロと叩き合う度に、キヤイ・インテンは小さくなり、ついにドゥルユドノは斃れた。証人に立ったボロデウォはビモの行為をいかさまとして恥じ、訴えた。しかしクレスノが説き伏せ、ボロデウォは了承した。 このラコンはわりとしばしば上演される。 |
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