196.Ratu Kenyawibawa
ラトゥ・クニャウィボウォ

  ラコン・チャランガンに含まれる。ブリスロウォはグロゴワンギのラトゥ・クニャウィボウォに恋し、結婚を切望した。
 クニャウィボウォからの条件があり、求婚者たちはスラカドゥル、サルウィノト、ソロプラウォゴという獣たちを打ち負かさなければ、求婚の資格を得られないというのだ。
 そのころアルゴウィリスの苦行所の、ブガワン・パルトワロノは病に伏し、バムバン・スバンドリアが、グロゴワンギで栽培されているチュポコ・ムルヨの花を薬として手に入れてくるのを待っていた。
 プラブ・プントデウォもまた、民衆の安寧と繁栄を得るためにその花に執心していた。
 旅の途中プラブ・クレスノはスバンドリアと出会い、パルトワロノの治療の手助けをすることを頼まれた。クレスノは、チュポコ・ムルヨの花を探してくれるなら承知しようと言った。
 スバンドリアはグロゴワンギに到着し、スラカドゥルと戦い殺されてしまった。プラブ・クレスノは怒り、パルトワロノも参戦して、クニャウィボウォとスラカドゥルと対峙した。
 一騎打ちにおいてラトゥ・クニャウィボウォはデウィ・スムボドロに変わり、パルトワロノはアルジュノとなった。スラカドゥル、サラウィノトはアルジュノの武器となった。ブリスロウォが到来したがパンダワに敗れた。
 このラコンはポピュラーではない。

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