プラブ・ニウォトカウォチョを斃し、神弓パソパティを手に入れたアルジュノはアマルトに未だ帰還していなかった。パンダワは彼を捜していた。 アマルト王宮の守護者の不在はコラワたちに利し、アマルトは占領され、カルトマルモが王となった。コラワの伸張と企みは、しかしバムバン・パルトデウォによって打ち負かされた。彼はアマルトに現れたバトロ・コモジョヨの化身であった。 アルジュノがアマルトに帰還しないのは、彼がカヤンガン・スロロヨでプラブ・カリティの称号で、ビダダリたちを妻とし、王となったからであった。これはアルジュノが神々の敵、マニマントコ王国のプラブ・ニウォトカウォチョを斃したからである。 アルジュノの不在は彼の妻、デウィ・ウォロ・スムボドロに不安を起こさせた。それで彼女はプラブ・クレスノの案内でアルジュノを追ってカヤンガンへ行った。ついにアルジュノは武将としての彼の責務を思い起こし、地上にいる妻と子供のことを思い出した。かくてアマルトへ帰還し、兄弟たちと再会したのである。 そしてまたバムバン・パルトデウォはパンダワがアマルトに戻ったのを知り、バトロ・コモジョヨに戻り、カヤンガンへ帰った。 このラコンはわりとポピュラーである。 |
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