124.Talirasa-rasatali
タリロソ・ロソタリ

 ラコン・チャランガンである。アスティノ王国で、プラブ・スユドノは恐れを感じていた。というのも、王宮にラサタリとタリロソという男たちが、デウィ・レスモノワティの求婚者として現れたからである。
 パティ・スンクニはアマルト国に知らせるよう命じ、その盗人たちはアルジュノの息子だといった。
 そのころペトルとガレンは、洞窟でバトロ・グルとナロドの服を見つけた。二人は神の服を取り上げ、それを着ると、天界へ向った。
 いっぽうスマルは、父親のアルジュノを探そうとしているマドゥクスモとマドゥワティの世話をしていた。
 旅の途中、マドゥクスモはコラワたちに捕らえられ、盗人として訴えられた。スマルはこのことをパンダワに報告した。戦いとなり、ラサタリはカヤンガイへ逃走し、終いにはスマルがラサタリとタリロソを敗った。彼らは実はバトロ・グルとナロドであった。
 このラコンはあまりポピュラーではなく、ワヤン・オランの舞台を除けば上演もまれである。

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