112.Arjunawiwaha
atau Begawan Mintaraga

アルジュノウィウォホ

あるいは ブガワン・ミントロゴ

 ポピュラーなラコン・パクムのひとつ。アルジュノはバラタユダに備えて、超能力の武器を手に入れるため、家族、兄弟を残して、インドロキロ山での苦行に励んでいた。
 この苦行に際して、彼は、ブガワン・ミントロゴあるいはブガワン・チプトニンという名を用いた。カヤンガンからの七人の美しいビダダリ(天界の美女)たちの誘惑を受けたが、彼の心は揺らがなかった。
 そのころ、カヤンガンの神々はマニマントコ国のラクササ軍の攻撃に耐えきれず、危機に瀕していた。バトロ・グルはバトロ・インドロに命じ、マニマントコのプラブ・ニウォトカウォチョと闘い得る人間を捜した。
 幾つかの試練を経て、バトロ・インドロはアルジュノを神々の戦士として選んだ。三人のビダダリが使者となり、彼をカヤンガンへ迎えた。カヤンガンでアルジュノは、プラブ・ニウォトカウォチョを殺すため、宝弓パソパティを与えられた、手助けにビダダリの一人、デウィ・スプロボが同行した。
 スプロボの手助けで、アルジュノはついにプラブ・ニウォトカウォチョを殺した。褒美としてアルジュノはプラブ・カリティの名を与えられ、ビダダリたちの王とされ、選ばれた四十人のビダダリとの結婚を許された。
 このラコンはひじょうにポピュラーである。

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