Pathet
パテット

 ワヤンにおいては二つの意味を持つ。一つ目はカラウィタン(ガムラン伴奏)の調の種別構成を言う。二つ目はワヤン上演(パクリランPakeliran)における場面の単位。
 ワヤン・クリ・プルウォ上演においては次の三つの場面が知られる。1.パテット・ヌムPathet nem(=6)、2.パテット・ソゴPathet sanga(=9)、3.パテット・マニュロ Pathet manyuraである。

1.ワヤン開始から夜中まで
   ジェジェラン(王の謁見所の場面)〜カプトレン(王妃の館の場面)〜プラン・ガガル(軍隊の参集・出陣・敵との軽い戦い)
2.夜中0時から3時頃まで
  ゴロゴロ(道化=プノカワンの場面)〜プラン・クムバン(花の武将の戦い=プラン・チャキル)
3.それ以降(物語の本筋ともいえる部分)

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